2016/07/23

8/27(土)広島市で文科省主任大学改革官を招いての公開セミナー「大学入試改革のゆくえ ― これからの高等学校教育が目指すもの」


この度、広島大学大学院 教育学研究科では、高等学校教員を対象に「大学入試改革のゆくえ ― これからの高等学校教育が目指すもの」について指導力向上セミナーを開催します。



大学入試改革の方向性はとても気になる話題かと思います。
お誘いあわせの上、ぜひご参加下さい。


              
大学入試改革のゆくえ
これからの高等学校教育が目指すもの

日時
2016 (平成28)年8月27日(土) 10時~15時50分

場所
広島国際会議場 国際会議場ホール「ヒマワリ」(広島県広島市中区中島町1−5)

講演1
文部科学省 高大接続改革PT
主任大学改革官 濱口 太久未 氏

講演2
広島大学入学センター
センター長 杉原 敏彦 氏

講演3
広島県立広島高等学校 進路指導主事
教諭 森 嘉治 氏

講演4
早稲田大学
教授 菊地 栄治 氏

ご参加には申込が必要です。
下の広島大学教育学研究科ホームページからお申し込みください。









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広大教英が開催する
7/31(日)の無料公開ワークショップにもぜひお越しください!







2016/07/20

大学院で学ぶことが、なぜよい実践者になるために重要なのか



優れた実践者になるために、なぜ大学院で学ぶことが重要なのかについて、長年の中学校教師経験を経て教英の教員になった樫葉みつ子先生に文章をまとめてもらいました。


実践者にも必要な研究マインド

広島大学大学院教育学研究科 樫葉みつ子

学部卒で教職に就いた私は,学会や研究会にポツポツと参加しては,そこで得た断片的な知識や理論を頼りに授業実践を続けていました。そんな実践に行き詰まりを感じていた頃だったでしょうか,地元の鳴門教育大学の大学院で学ぶ機会を得たのは。そして,そこでの2年間,本質を問うこと,論理的に考えたり説明したりすることなど,根本的な授業改善に結びつくような実に豊かな学びを経験させてもらいました。修了後,実践者としてより確かな歩みができそうな手応えを得て,もっと早く大学院で学んでいたらと後悔したと同時に,どの教員もこのような専門性を身に付けるべきではないかと思ったものでした。

学校現場には即効性のある「どのように」に関する知恵が豊富です。そのため,同僚間の交流が盛んな環境にいると,実践者は通常の業務の遂行には支障を感じにくいかもしれません。しかし,常に新しい課題が生まれる複雑な学校現場は,慣例として用いられる知識や技術だけではよくすることができません。研究的な改革や改善への取り組みが必要となります。つまり,「なぜ」にまで遡って価値を見直したり,理論や研究に基づいて説明したり,根拠をもって判断したりすることが求められます。新たな教育内容や方法を創造することや,日頃の実践をよくするためには,実践者にも「研究マインド」が欠かせないのです。

大学院で修得する「研究マインド」は,これからの変化の大きな社会において,主体的な教育活動の担い手となることを期待される教員には,ますます必要な資質となります。また,2年間の知識や技能の蓄積とその間の人間的成長は,教職に就くための基礎体力を高めてもくれることでしょう。大学院は,教員になるために必要な力量形成の期待に応えます。






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広大教英では、意欲ある大学院生を求めています。
大学院入試は9月と2月に行われます。
9月入試の願書受付期間は7/29-8/4です。







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7/31(日)の無料公開ワークショップにもぜひお越しください!







2016/07/14

7/30(土)の広島大学英語教育学会開催のお知らせ


以下、7/30(土)に開催される広島大学英語教育学会(会長:三浦省五、事務局長:杉野直樹)のお知らせをします。翌日の31(日)に開催される広島大学英語文化教育学会(含む、無料公開ワークショップ)と併せてぜひご参加ください。


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1. 主催:  広島大学英語教育学会

2. 日時:  2015年7月30日(土)12時~18時
        ※なお,同日11時30分から第2回運営委員会を開催します。会場は追ってご案内申し上げます。
        ※翌31日(日)には広島大学英語文化教育学会が開催されます。

3. 場所:  広島大学教育学部 K104号室(東広島市鏡山一丁目1番1号)
        ・東広島キャンパスまでのアクセス
                http://www.hiroshima-u.ac.jp/top/access/higashihiroshima/
        ・キャンパスマップ
                http://www.hiroshima-u.ac.jp/add_html/access/ja/saijyo2.html

4. 参加費:会員無料・非会員 1,000円

5. プログラム概要:
(12:00-13:00:運営委員会)
12:00-13:00:受付
13:00-13:40:開会行事・総会
13:50-14:20:研究発表
14:30-15:00:研究発表
15:10-15:40:研究発表
16:00-18:00:特別講演
18:00-18:15:閉会行事
18:30-20:30:懇親会:ラ・ボエーム特別室(広島大学学士会館1F)
                         (会費:3,500円)

6. 特別講演:
「フィンランドにおける英語教員養成システム」 関西外国語大学 伊東治己先生
PISAでの好成績でフィンランドの学校教育が脚光を浴びて久しいが,今なお世界各地から教育関係者がフィンランドを訪れている。PISAでの好成績の要因として教師の質の高さが指摘されているが,英語教員もその点例外ではない。我が国では小学校英語教科化との関連で教員養成・研修制度の再検討が進んでいるが,優秀な英語教員を輩出しているフィンランドの英語教員養成システムに注目し,我が国における教員養成制度改革への示唆を提示したい。

7. 研究発表・実践報告要旨:
研究発表
「The Potential of SFL to Clarify Japanese EFL Learners’ Meaning-Making Strategies : What They Have Learned or Have yet to Learn to Write」
        久岡 敏郎(学習院高等科)
I often found myself at a loss what to do with essays written by my students. Should I point out all errors and mistakes? On what basis should I judge the good or weak points of their essays? What suggestions could I make to improve their English writing? I could assess their essays holistically or analytically. I could examine their language use in terms of accuracy, complexity, and fluency. Or I might refer to some CAN-DO Lists and estimate what they could do in daily life. Whatever I might choose, I could not help but suspect a divorce of language from meaning: what linguistic resources learners used was one thing; what meanings they expressed was quite another.
With such separation of language and meaning, was it possible to cast proper light on learners’ English writing ability? That was the start of my PhD study at the University of New South Wales.
This presentation is based on my PhD thesis, which examined 80 Japanese EFL learners’ essays with a view to grasping a cross-sectional view of Japanese EFL learners’ ways of making meaning in writing. Its theoretical framework was Systemic Functional Linguistics (SFL), which regards language as the basis for making meaning and defines specific language choices for specific meanings.
Part of the findings and the implications for teaching writing in Japan will be reported in the presentation.

研究発表
「高校生の書く要約文と読解力・読解方略・テキスト難易度との関係について」
        久山慎也(広島県立広島井口高等学校)
現行の学習指導要領では,読解指導に際し,「情報や考えを理解したり,概要や要点をとらえたりする」活動を行うことが求められている。この概要や要点を捉えさせる指導として,読解後に要約文を書かせることが考えられるが,指導を始めるに当たり,生徒がどこで躓くのかを把握しておくことは有益である。よって本発表では,要約文作成における生徒の躓きの背景を探るべく,生徒の読解力,使用する読解方略,およびテキストの難易度と書かれた要約文との関係について調査する。対象生徒は発表者が勤務校で担当する高校3年生105名で,実用英語技能検定の準2級~2級程度の英語力を持っている。要約文の素材は,実用英語技能検定準1,2,準2級の読解問題をそれぞれ1題ずつ使用し,読解方略についてはIsaji(2006)の作成した20項目よりなる質問紙を用いた。読解力の指標としては,勤務校で実施された模擬試験の読解部分の得点率を使用した。

研究発表
「小学校英語教育の課題と展望:課題山積のままの外国語活動から外国語科へ」
        兼重昇(広島大学大学院教育学研究科)
本発表では,まず,現行の小学校外国語活動導入に至るまでの経緯を概観する。その際,当時予想された課題やその対応について振り返る。次に,外国語活動実施の成果と課題をまとめ,実際に起こっている課題をまとめる。最後に現在進行中の小学校外国語科導入に関しての課題とその実行可能性について批判的に考察する。外国語活動導入に向けては,長くの議論を経たうえで,教科としてではなく活動として導入することとなった。そこには新な外国語教育のあり方を提案するという積極的な理由と,教科として取り組むための十分な環境整備ができていなかったという理由も存する。ところが,社会の急速な変化,「グローバル化対応」というスローガンのもとこれまでの外国語活動の成果・課題が十分議論されたとは言えない状況で,小学校への外国語科が導入される方向である。教育課程上の時間,指導者,教材,指導方法・評価など様々課題を挙げられている中で,それにどのように対応していかなければならないのか,また対応可能なのかについて,事例をもとに考察する。
8. 参加申込
7月22日(金)まで下記URLにて参加申込を受け付けています。
http://goo.gl/forms/plXEFU6meX



2016/07/13

『言葉で広がる知性と感性の世界 ――英語・英語教育の新地平を探る――』


遅ればせながら『言葉で広がる知性と感性の世界 ――英語・英語教育の新地平を探る――』が渓水社より発刊されたことをお知らせ申し上げます。

この本はもともと、中尾佳行先生が今年の3月末に定年退職されることを記念して、中尾先生を敬愛する研究者が中心となって執筆し私家版として刊行された本ですが、中尾先生が「これだけの成果を世に問わないのは忍びない」と出版を決意されて世に出た書籍です。



言葉で広がる知性と感性の世界 ――英語・英語教育の新地平を探る――
(渓水社ホームページの情報)
http://www.keisui.co.jp/cgi/isbn.php?isbn=ISBN978-4-86327-345-0



この本の方向性は、「まえがき」に示されているかとも思います。出版社の許可を得たので、「まえがき」を転載します。

 英語を学ぶことの重要性は、世間での流行り言葉が「国際化」から「グローバル化」へと変 わるにつれますます強調されているが、それに応じて「英語を学ぶ」ことに関する省察は深まっているようには思いがたい。世間では今でも、「ネイティブから 学ぶ」や「留学をする」といった方法が「英語を学ぶ」ことのほぼすべて、あるいは決定的な切り札であるかのような言説が見られる。いや、教育の専門家の間 でも、「とにかく授業を英語で行えばよい」や「TOEICやTOEFLで学習成果を測定管理しなければならない」といった方法に関するやや単純な語り方が なされることすらある。

日本の学校教育では、周知のように英語が熱心に教えられているが、そもそも「英語を教える」 ことに対する省察も、必ずしも十分ではないのではないかもしれない。少なからずの教師が、「英語は便利」や「グローバル化で英語は必須」といった一種の外 的動機づけの言説とともに児童・生徒・学生に英語を教えている。だが、その結果は必ずしもかんばしくないことも(きわめて残念ながら)否定はできない。

学習や教育について、方法や外的動機づけについてだけしか語らないことには明らかな限界がある。

偉 大なる哲学者であり教育学者でもあったジョン・デューイは、具体的な教育内容を考慮しない教育方法論を批判していた。言い切ってしまうなら、教育方法と は、一人ひとりの学習者の興味・関心にしたがって、どのように教育内容を選択し編集し配列するかだからだ (『民主主義と教育』)。

ここに英語教育内容学の重要性がある。

英語教育の方法を考える際には、学習者にとって英語教育内容がどのようなものとして見えるのかという観点が必須であり、その観点から教育内容を選択・編集・配列しなければならない。この意味で、英語教育方法学は英語教育内容学抜きには考えられない。

同 時に英語教育内容学は、従来の英語学研究や英米文学研究を単純に水で薄めたもの ― 簡略化したもの ― ではない。英語学や英米文学の研究が、いわば普遍的な研究者目線からの探究であるとしたら、英語教育内容学は、特定の文脈での学習者目線によるものでなく てはならない。例えば、日本人英語学習者は、必然的に日本語の影響下にある。日本人英語学習者は、英語を ― 私たちの恩師である中尾佳行先生 (「あとがき」で詳述)がよく引用される鶴見俊輔の表現を使うなら ― 日本語の習慣を「学びほぐす」 (unlearn) 必要がある。日本人学習者を対象とする英語教育内容学は、そういった学びほぐしも視野に入れたものでなくてはならない。また、学習者の興味・関心に即して 教育内容を選択・編集・配列する以上、英語教育内容学には、提示や活動をどのようにすれば学習者を惹きつけることができるのかという考慮が必要となる。こ の意味で、英語教育内容学は英語教育方法学抜きには考えられない。

そのように考える中尾先生は、英語教育内容学は 「英語」を起点とし「言語」を中核とするものの、それだけには決してとどまらないとよくおっしゃっていた。英語教育内容学はもっと学際的に、教育学、心理 学、神経科学、哲学、歴史学、さらにグローバリゼーションに関わる社会学や人文学一般などの考え方を取り込む必要がある。加えて技術的には例えばコーパス 言語学のように計算機科学の知見も応用しなければならない。英語教育内容学はそのように発展しなければならないし、実際にそのようになりつつあるというの が中尾先生の見解であった。

教育が「人間を育てる」営みだとしたら、教師を育てる教員養成は「人間を育てる人間を育 てる」営みである。そうなると、英語教育ひいては言語教育においては、言語がコミュニケーションのツールであると同時に、それを超えて人間の思考や感性を 形成する基盤でもあることを踏まえておかないといけない、とも中尾先生はしばしばおっしゃっていた。

本書は、そう いった中尾先生のお考えに啓発された人間が英語そして英語教育について考えなおし、それらを考える新地平を探求した論考を集めたものである。そこには上記 のような意味の英語教育内容学の研究もあれば、英語教育方法学的な研究もある。伝統的な英語学や英米文学の流儀での研究もある。しかし一貫しているのは、 言葉が私たちの知性と感性を広げるものであるということを、人文学的な研究者として訴えかけたい思いである。この本で、人文学的「知」からの問いかけを楽 しんでいただけたら幸いである。





執筆論文および執筆者は以下の通りです。



コーパス言語学の言語理論への貢献
 :semantic prosody及びphraseologyをめぐって………石井達也

メディア・リテラシーを育てる英語教育のために
 ―新聞記事を批判的に読むための試案―………石原知英

The Tale of Melibeeouenについて………大野英志

O. Henry作“After Twenty Years”の語り手と焦点化
 ―英語教育における文学の可能性を求めて―………小野 章・中尾佳行・柿元麻理恵

文学テクストを会話分析の観点から指導する………菊池繁夫

空間表現に基づく身体を通した文学的な読み………熊田岐子

A Computer-Assisted Textual Comparison among the Manuscripts and the Editions of The Canterbury Tales:
 With Special Reference to Caxton’s Editions………Akiyuki Jimura・Yoshiyuki Nakao・Noriyuki Kawano・Kenichi Satoh

Determination of the Countability of English Nouns According to Generality of Concept………Toshiaki Takahashi

教師の実践共同体における言語教師認知変容プロセス記述の試み
 ―ある教職大学院生の事例―………中川 篤

ワーズワスの“The Solitary Reaper”の精読………中川 憲

日本人英語学習者による英語詩読解中の辞書使用………西原貴之

典型的な構文と動詞………能登原祥之

『パストン家書簡集』におけるsince………平山直樹

初期近代英語期における付加疑問文について………福元広二

Emmaにおける登場人物の内面を描く語彙:Mindを中心に………松谷 緑

Old Bailey Corpusによる後期近代英語研究………水野和穂

英語教師志望者の「英文和訳」と「翻訳」
―トリビアル・マシンとノントリビアル・マシン―………守田智裕

「訳」に関する概念分析………柳瀬陽介

英文法は「分ければ分かる」か?  語彙的アスペクトに基づく動詞分類を教える試み………山岡大基

「英語のプロソディ指導における3つの原則」の提案とその理論的基盤………大和知史

自己調整可能な書き手/直し手の育成を目指した英語ライティング指導………山西博之

プラニングに焦点を当てた英語パラグラフ・ライティングの指導
 ―プロダクトとアンケートの結果について―………吉留文男

Teachers’Responses to the Implementation of the Task-Based Language Teaching (TBLT) in Junior High Schools in China………Jing Wang・Jun Mao

コミュニケーションの「ツール」を超えて
 ―人文学的「知」からの問いかけ―………中尾佳行







なお、7/31(日)の広島大学英語文化教育学会では、この書籍を(これも中尾先生のご厚意で)約2割引きの4000円で頒布します。

この学会には中尾先生ご自身もいらっしゃいますし、午後には公開ワークショップや入試相談会も開かれますので、7/31はどうぞ広島大学東広島キャンパスへお越しください。




2016/07/11

7/31(日)はぜひ広大教英(東広島キャンパス)へお越しください: 学会+公開ワークショップ+入試相談会

7/31(日)に広大教英は、以下の三つの行事を行います。


(1) 広島大学英語文化教育学会

(2) 公開ワークショップ:大学受験生がかかえる英語学習の悩み
 - 予備校教師からの話題提供にもとづく対話の集い

(3) 広大教英入試相談会


午前中の(1)は広島大学英語文化教育学会員限定ですが、午後の(2)と(3)はどなたでもご自由に参加できます。以下に概要を書きますので、どうぞふるってご参加ください。





(1) 広島大学英語文化教育学会




(クリックでチラシが拡大します)

広大教英の卒業生・修了生の学会です。同窓生ならではの親密な空間で、英語教育についての本音を語り合いましょう。

今年は、恒例の卒業生・修了生による実践研究発表に加えて、公開ワークショップも行います(下記参照)。また、学会終了後に簡単な懇親会も開催しますのでそこで旧交を温めたり、先輩後輩間で新たな出会いを得ることもできます。

ぜひご参加ください(懇親会(有料)のみ事前申込が必要です)


■ 場所:広島大学教育学部K104教室

■ スケジュール:
10:00-10:30  受付開始
10:30-10:40  開会行事
10:40-12:00  実践研究発表
12:00-13:30  昼食休憩(理事会)
13:30-13:50  総会
14:00-15:50  公開ワークショップ(K102教室で開催)
15:50-16:00  閉会行事
16:30-    簡単な懇親会(有料・事前申込をお願いします)
※懇親会の申込は yosuke@hiroshima-u.ac.jpへ

■ 実践発表:

藤本裕佳里先生(三次市立十日市中学校教諭)
「グラフィックオーガナイザーを用いた『書くこと』の指導
―主体的な学びの実現を目指して―」

二川敬伍先生(広島県立三原高等学校教諭)
「アクティブ・ラーニングを目指す英語授業改善への取り組み
―教員・生徒の長期的な意識改革から―」

■ 公開ワークショップ(下の(2)を御覧ください)

■ 懇親会
大学内あるいは大学の近くで簡単な懇親会を16:30から開催します。会費は安く抑える予定です(3000円以内)。会場予約のため参加ご希望の方は必ず yosuke@hiroshima-u.ac.jp まで事前にお申し込みください。






(2) 公開ワークショップ:
大学受験生がかかえる英語学習の悩み 
- 予備校教師からの話題提供にもとづく対話の集い -




(クリックでチラシが拡大します)


河合塾の人気講師である河野健治先生をお招きし、予備校から見えてくる受験生の英語学習の悩みについて情報提供していただきます。

その後、そのお話を受けて、参加者同士で小グループで語り合います。さまざまな立場の参加者が自由に話し合うのはそれだけでも楽しいものです。高校や中学の英語教師、英語塾講師、英語教師志望の学生だけでなく、当事者である予備校生や高校生、その他一般市民も歓迎いたします。ぜひお気軽にご参加ください(事前申込は必要ありません)。


■ 場所:広島大学教育学部K102教室
交通アクセス
キャンパスマップ

■ スケジュール
14:00:開始:趣旨説明と講師の紹介
14:05:講師による話題提供と司会による時折の質問
15:00:小グループでの意見共有と対話(全参加者が小グループで)
15:20:全体での意見共有と対話(全参加者が会場全体で)
15:50:閉会行事
16:00:終了
※会場のK102には13:30ぐらいから入室できます。






(3) 広大教英入試相談会


(クリックでチラシが拡大します)


広大教英では意欲ある学生を求めています。上記の公開ワークショップが終了後、別会場で簡単な広大教英入試相談会を開催します。広大教英で何が学べるのか、受験対策はどうしたらいいのか、などじっくり聞くことができます。

広大全学としては8/18(木)と19(金)にオープンキャンパスを開催し、教英も説明会を開きますが、例年オープンキャンパスには多くの受験生が訪れ、個人的な相談があまりできない現状がありますので、今回の公開ワークショップの後に、教英独自の入試相談会を開催することとしました。

学部進学希望者、大学院進学希望者のどちらも歓迎ですので、ぜひお気軽にお越しください。

事前の申込は特に必要ありませんが、もし具体的な質問があれば事前に yosuke@hiroshima-u.ac.jp までお知らせください。当日までに資料を用意したり、当日に当該教員が直接お答えできるようにできるだけの準備をしておきます。

■ 場所:広島大学教育学部K104教室
交通アクセス
キャンパスマップ

■ スケジュール
16:00- 相談事項に応じて適宜対応します。


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7/31(日)を参加者の皆さんにとって有意義な一日にしたいと思っております。
7/31(日)は、ぜひ広島大学東広島キャンパスの広大教英行事へご参加ください!



2016/07/05

フィンランド留学から帰ってきた学部生O君のメッセージ


以下は、広大の制度を使って10ヶ月間フィンランド留学をして先日帰国した学部生O君からのメッセージです。

広島大学では積極的に学ぼうとする学生さんを応援しています。




 僕は今回広大の交換留学プログラムを利用してフィンランドに留学してきました。簡単に言うと1学期または2学期分広大の協定校で学習して単位も交換できるプログラムです。

 留学中に特によかったなと思うことは、自分・自分の国を外から見ることができたということです。私たちは皆無意識のうちに自分の中にあるフィルターを通して物事を考えています。留学中は異なる文化圏のからの全く異なる考え・価値観を持った人々と話し合う機会が非常にたくさんありました。自分が当たり前だと思っていたことに疑問を持つことが多くて、おもしろくて、今まで気がつかなかったこともできる限り客観的に目を向けることができました。

 苦い経験もありました。自分ができないことも改めてよくわかりました。学習面では情報を集めて取捨選択するのに本当に苦労しました。たくさんの情報が英語で手に入るはずなのに、いざ自分が欲しい情報を見つけるのになかなか辿り着かず満足のいかない準備で授業中うまくいかないこともありました。先生のサポートを受けながらなんとかやっていくことができました。

 個人的にはこのプログラムはお勧めしたいです。今回の留学に際して僕は奨学金で約140万円の奨学金を得ることができました。普通に生活するだけなら実質ほとんど自己負担はありません。実際奨学金は探せばたくさんあるので自分の条件等を考えて見つけられるのではないかと思います。これだけの支援を得て様々な経験を得られて満足した留学ができたと思います。もちろん他にも留学の手段はたくさんあるので自分にあった留学を探してみてください。調べれば調べるほど自分にとって充実したものになるはずです。





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広大教英では、意欲ある大学院生・学部生を求めています。
大学院9月入試の願書受付期間は7/29-8/4です。







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7/31(日)の無料公開ワークショップにもぜひお越しください!


大学院生の石井達也君の学会発表


先日 (2016/6/25) に岡山大学教育学部で開催された第47回中国地区英語教育学会では、大学院生の石井達也君も口頭研究発表をしました。




以下は石井君のコメントです

第47回中国英語教育学会(@岡山大学)において、「英語の現在完了形と身体について―英語母語話者への身体を通して―」という題目で発表させていただきました。

広島大学大学院教育学研究科言語文化専攻英語文化専修では、伝統的に教育学・内容学として専門分野に分かれ、各専門の教員から合同ゼミ形成で通称、特研(ゼミ)が行われています。発表者は自分の研究について、8ページ以上の資料を用意しなければなりません。また質問者もただ座っていればいいというのではなく、適切に内容を把握し、批判ではなく、批評しなければなりません。こうすることでお互いに高め合う関係が形成されていきます。

しかし研究が進み、普段から自らの研究に関して日時を問わず議論をしていると、お互いの研究に対する”当たり前”の前提の説明を省いてしまいがちです。ですので、今回の発表のように、特研の外の世界である学会で自分の研究を発表することで、その”当たり前”の前提を見直すことが出来ました。またこの学会で共通の問題意識を持っている研究者とも出会えたことは嬉しい限りです。

今後とも様々な学会に参加していこうと思っています。また発表させて頂いた内容を基に修士論文を完成させればと思っています。






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広大教英では、意欲ある大学院生・学部生を求めています。
大学院9月入試の願書受付期間は7/29-8/4です。







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7/31(日)の無料公開ワークショップにもぜひお越しください!


2016/07/04

精神状態と英語、そして日本について(英国留学中の学部2年生からの便り)


現在、教英の留学制度(留学しても4年間で学部卒業が可能)で英国のウォリック大学 (University of Warwick) で勉強しているK君がまた便りを送ってくれました。留学に行った人ならではの感想だと思うのでここに掲載します(管理人の手違いで掲載が遅れてしまいましたことをお詫びします)。






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お疲れ様です!教英27のKです。現在留学10週目です。家の周りの風景に真新しさを感じなくなり、のっぺりしているな―。と日々感じるくらいにこっちでの生活は慣れました。再び僕が留学中に感じたことを書かせて頂きます。よろしければまたお付き合いをお願いします!


(1) 英語に悪影響を及ぼすモノ

これは留学を決心した方、もしくは、留学中の方にぜひ読んでいただけたらなと思うコンテンツです。最近になってこれに気づいたのですが、英語ってストレスや緊張、悩み事や雑念に非常に影響を受けやすいです。(スピーキングだけでなく、リーディング、ライティング、リスニングも)現に教英のある先生も、スピーキングはその日の気分や精神状態、トピックの難しさ、話し相手との距離感、といった多様なことに影響されるし、波があるものだとおっしゃっていました。僕も大きなストレスを抱えていた時は、英語の4技能(とりわけスピーキングが)が上手く機能していない感覚が強くありました。逆に、それからある程度開放された時は、口から雪崩のごとく英語がでてきましたww
ですので、自分が何か悩み事やストレスなどを抱えている時に、英語が上手く話せないことがあってもどうか自分を責めないで下さい。特に英語ばかり喋っていると、ストレスが溜まると思います。その時は日本語をパーっと喋って下さい。高く跳ぶのなら(英語の技能の飛躍)、1度低くしゃがんでいいじゃない?(日本語をしゃべること)という話でございます。


(2) 外国の人から見た日本

留学生と絡んでいますと、日本のことについての事はやっぱり話題になります。やっぱりな~と思うこともあれば、これは盲点だった!ということもあります。

まずはご飯について書かせて頂きます。前にも書かせて頂いたのですが、イギリスのご飯は不味くありません。日本食が神なのです!やっぱり日本食って日本人だけでなく、外国人からも美味しいと思われているようですね。僕のトルコ人の友達曰く、お寿司は高いけど、お金を払って食べる価値があるとのことです。ちなみに彼が行ったのはスシローのような回転寿司ではありません。ガチの寿司屋です。羨ましいです。日本人の僕でさえ行ったことないのに、、、焼き肉(英語でJapanese Barbequeと言うらしいです)や唐揚げも美味しかった!と言っていました。おにぎりも美味しいみたいです。僕の香港から来たホストメイト曰く、ファミリーマートやセブン-イレブンのおむすびが非常に良いみたいです。こんなことをつらつら書いていると、よだれが出てきそうなので、次のトピックに移らせて頂きます。

次は日本人そのものについてです。僕のマザー曰く、日本人はかなり礼儀正しい傾向があるそうです。そして、彼女の旦那さんが昔広島のデパートを訪れた時、エレベーターガールの謙虚さに幾分驚いたようです。あと、日本人ってやっぱり外国の方に比べると自分を見せることにクローズな部分があるそうです。(それが良いか悪いかは別ですが、、、)

あとこれは本当に盲点でした。日本のお薬です。香港のホストメイト曰く、日本のお薬ってよく効くらしいです。(彼は僕にセイロガンを強く勧めてきました、、、)なので、彼は日本を旅行した時、大量のお薬をお土産に持って帰ったらしいですww

そしてこのままだと、僕の日本に帰りたい欲が大爆発を起こしかねないので、このあたりで失礼したいと思います。最後まで読んでくださり、ありがとうございました!