2016/05/19

英国ウォーリック大学に留学中の学部2年生K君から

お疲れ様です!教英27のKです。現在英国のウォーリック大学に留学しています。この文章が、留学を考えている方のお役に少しでもたてたら、僕としては非常に嬉しいです。この文章では、僕が留学してみて感じたことと現地のことを、幾つかの観点から書いていきたいと思います。
まずは僕が留学で感じたことから書いていきます。それでは、お付き合いをよろしくお願いします。

① いざ英国に渡ってみて、、、
今回の留学は僕にとって初めての海外渡航でした。渡航の数日前からなかなかナーバスになっていた覚えがあります。そんなこんなで半日以上に渡る長―い長ーいフライトを終え、イギリスに辿り着いたわけでございます。空港にいた優しそうな大学の先生とも無事会えました。ホストファミリーとも会えました。しかし、、、日本が恋しい!!友達が恋しい!!1週間位は帰りたくて仕方がなかったです。現地での生活は5日目くらいで少し慣れたかなという気はしたものの、神経はまだピリピリでした。初めのうちは生活に慣れるということに重しをおいたほうがいいと思います。(英語のことについて気を払う余裕は当時の僕にはほとんどなかったです。)






② 英語しか通用しない国だから学べること
ここはイギリス。日本と違って英語を話さなければ生きていけませんww英語に囲まれて生活しますので、リスニングとスピーキングの力はぐ~んと伸びます。とはいうものの、英語で外国人と話すのってとっても勇気のいることだと思います。僕もこっちに来て約1ヶ月が経過しようとしていますが、未だに多少勇気が必要です。特に店の店員さんに話しかけるときは緊張せずにはいられません、、、伝わらなかったらどうしよう、きちんと適切な表現はできているのかな、不安はつきませんよね。


でも、僕が外国の方と話していて気づいたことが1つあります。「適切な英語を使えることとコミュニケーションがうまくできる事は全く別物」ということです。文法が多少ぐちゃぐちゃでも大抵伝わります。ネイティブでも文法ミスは毎日するようです。他の国の留学生の中には、勘弁してくれよと思うくらいぐちゃぐちゃな人もいます。


大切なのは、君のことを理解したいんだよ!という気持ちを表すことです。例えば、しっかり相手の話を聞くとか、会話中に相槌を打つとか、アイコンタクトとかですかね。もしも、皆さんがいつも人と話すときに気をつけていることがあったら、ぜひそれを外国人との会話でも使ってみて下さい。国籍が違っても、大事なことに大差はそれほどないのかなーと僕は感じています。会話が続いた時の嬉しさはこの上ないです。でも、どうしても性格あわないな、、、という方も中にはいます。その場合は無理して絡まなくてもいいのではないかという気がします。もちろん、異文化にも触れられるのも留学の大きな魅力ですね。(これは現地の紹介の際に書かせて頂きます。)






③ 日本で留学前に勉強しておくといいこと
基本的に何を勉強しておいても大丈夫です。でも、何かしらはしておいた方がいいです。行った時にその力が爆発的に伸びますので。その中で、これをやっとくといいかな?と僕が思うことが2つあります。


1つめは単語です。自分が思ったことをうまく伝えるには、やっぱりボキャブラリーは持っていた方がいいです。日本で「これ英語でなんて言うんだろう?」という言葉があったら、その都度調べる癖をつけておくと非常にいいと思います。


2つめは基本的な発音です。発音は日本で予め勉強しておかないと、身に付けるのは至難の業です。(と言いながらも僕もざっくりと勉強しただけです、、、こっちで発音を実践しようとしても、伝えたい言葉を英語でいうのに必死で、発音まで気がまわっておりません、、、)


ここまで読んで頂きありがとうございます。書きたいことが多すぎて、想定よりも遥かに文章が長くなってしまいました、、、、どうかお許し下さい。
さて、ここからは現地のことを書いていきたいと思います。よろしければ、もう少しのお付き合いをよろしくお願いします。





僕のいる所
→コベントリーという町です。イギリスの南部に位置し、西条イギリスバージョンと思って頂ければと思います。街並みがすごく綺麗なイギリスの田舎、といった感じです。首都ロンドンまで電車で約1時間、イギリスで2番目に大きな街のバーミンガムまで電車でだいたい30分というのも魅力ですね。

大学での勉強
→この項目はあまり参考にはならない可能性大です、、、しかし、何を勉強しているかが気になる方もいらっしゃると思いますので、書かせて頂きます。僕は今、PEPSという大学院の英語のコースを受けています。(現在僕は大2です。)初めの頃は授業についていけなくて萎えまくっていました。(だって大学院ですもの。難しいに決まってます!)なので、各授業の先生方と何度か相談をしました。相談が功を奏したのか、先生方がちょっとした工夫をしてくださったおかげで、今はなんとかついていけている感じです。でも多くのことを学べそうな予感はしています。

気候&天気
→4月から留学をしておりまして、現在5月です。先月は天気がコロコロと変わり、春じゃねーじゃんと思わずにはいられないくらい寒かったです。(西条の冬よりは遥かにマシですが、、、)僕のホストマザーが "silly weather"(馬鹿げた天気)と表現していたのも頷けるわけです。今月に入って春を感じられる気候になりました。やっと春だな、と思った僕はバカでした。天気はコロコロ変わり、最低気温が5℃の日もありました。正直勘弁して欲しいです、、、

ご飯のこと
→イギリスのご飯は不味いと言われていますが、そうでもありません。フイッシュ&チップスとかインディアンカレー(意外にもイギリスで一番人気の食べ物です)とか美味しいですよ。ただ、美味しさは日本食には及びません。カップラーメンとか、インスタント味噌汁とかはもはや神ですねww 日本食のレストランはもちろんあります。しかし、値段がかなーり高いです。揚げ出し豆腐が約700円です。あと、僕のホストマザーのご飯も幸運なことに美味しいです。僕のマザーは韓国人(見かけは完全にイギリス人です)なのですが、イギリス料理だけではなく、韓国料理やドイツ料理も食卓には並びます。(ある日の晩ごはんは手作りビビンバでしたww 味は美味かったです。)ご飯は大切です。出てくるご飯が不味いと辛いものがあるそうです、、、

文化の違い
→家でも土足、バスルームのドアは使っていない時は開けておく、麺類すするのNG、バスの運賃が先払い&日本より定刻通りに来ない、魚を食べるときは骨を全部とってから食べる、チップの習慣あり、意思表示ははっきりと、祝日が少ない、街にゴミ箱がいっぱいある、店員に商売っ気がない傾向あり、とかです。

共通点は?
→道路が左側通行(それ故、車は右ハンドル)、お茶がスキ、感情をあまり表に出さない、マナーを重んじる、などです。

長々と書いてしまいまして、本当にすいません、、、そして、ここまでお付き合い頂き、本当にありがとうございました。







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